スポイラーの虫刺され改善

1997/05/17

　４～５年前から、スポイラーの上部に空気が入ってしまい。年々膨れています。虫刺されの様で気持ちが悪い。いっそのこと全部膨れてしまえば気にならないのに。
今回はこいつをやっつけてみました.....でも成功とは言えないです。

　スポイラーの膨れを観察してみると、芯と表面が剥離している事がわかります。この間になにか充填すればなおりそうなんですが、あまりゆるいもの（水のような）物ではちゃんと接着しないだろうし、かといって固いものでは十分浸透しないと思われます。今回はシリコンを使って、シリコンガンで強制的に充填する事にしました。
シリコン

　シリコンとシリコンガンは以外と安いです。シリコンは\400弱、ガンは\300弱です。東急ハンズなどでは高いかもしれませんが、郊外のホームセンターで買ったらこんな値段でした。シリコンの色は黒の物を選びました。
ストロー取り付け

　シリコンの先端をなるべく小さく切り取って、そこのストローを固定しました。
穴を開ける

マスキングを張る 切れ目を入れる

　今回は膨れた部分の一番後ろの部分に横に小さく穴を開けることにしました。まずマスキングテープを張って、その部分に小さな切れ目をカッターで入れました。しかし、この表面の素材はウレタンのようなぐにゃぐにゃしたもので、なおかつ、 5mmぐらいの厚みがあります。なかなか満足な穴が空きませんでしたが、3cmぐらいの幅で切れ目を入れました。
シリコン充填

なかなか充填できない

　開けた穴にストローをさし込み充填を開始しました。しかし、表面の素材がストローをつぶしてしまい、なかなかシリコンが先に進みません。しかたないので大き目な釘をストローの両端にガイドとして添え、なんとかまんべんなく充填しました。
固定

　充填したシリコンが偏らないように、表面からローラーでしごいて延ばしてベニヤ板で両側から挟んで、万力で押さえました。

　結果はこんな感じです。やっぱり、シリコンが平坦にならなかったようで、波打っています。もっと平坦にできれば良かったのですが、表面が柔らかいのでローラーで延ばしても表面の素材が吸収してしまったようです。
まあ、最初の状態よりましだし、１４万円を節約したと思えば....(^^;)

＜今回か購入した部品＞

名称	伝票上の名称	値段	購入場所	購入年月日
シリコン（黒）	セメダインシリコーンシーラント	\348	富里ジョイフル本田	97.04.21
シリコンガン		\248	富里ジョイフル本田	97.04.21

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マスキングを張る	切れ目を入れる