白内障の治療
1997/02/15
さすがのベンツも7年10万キロともなると老化が進んで
きます。人間で言えば50才ってとこでしょうか....
目も曇ってきます。下の写真は左側が清掃済み
右が清掃前です。太陽光が左から当たっているのもありますが
なんとなく左は輝いていません。目で見た差はもっと違って
見えます。

↓ズームアップしたところです。まあこれぐらい違います。
同じ駐車場にある他の車と比較するとえらく薄汚れた
感じがします。190Eの場合おめめがでかいので余計目立ちます。

<<治療の記録>>
- ヘッドライトの下にあるプレート、パッキングを外します。
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[図1] | [図2]
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ヘッドライトのグリル寄りのところにネジが一本あります。
これを抜くと、プレートは外側を軸に引く事ができます。
外側に回していくと、このプレートが外せます。
プレートを外したあと、その下にあるパッキングを外します。
- 3本のボルトを外します。
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[図3] | [図4]
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ヘッドライトのユニットの上下に
3本のボルトがあります。これを外します。(この状態の写真を撮るのをわすれました...(^^;))工具は図4の様な8m/mのドライバー型のレンチを使うと簡単に外れます。
- ヘッドライトのユニットの裏のケーブルを外します。
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[図5]
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ヘッドライトのユニットを前からのぞき込んだ写真です。写真の下が上部になります。
- Aが電気系の端子です。揺らしながら抜くと抜けます。
- Bは後で分かったのですが、ヘッドランプの上下を制御するエアー(?)の
チューブが刺さっています。(これは大失敗しました.....詳細は下に)
- Cはウインカーのユニットを止めている部品です。これを外すと
ウインカーユニットを外す事が出来、ヘッドライトのユニットを外すのが楽になります。
正面から見て右側のヘッドライトのユニットの場合、下部にもう一つケーブルの押さえがあるのでそれも外します。
- ****大失敗の巻!!
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[図6] | [図7]
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なんと、Bのチューブを力任せに外そうとした時、ユニット側の部品を折ってしまいました。(洗剤等を塗ってから抜くべきだった。
反対側は簡単に外れたので、油断しました...)
とりあえず、2液性のエポキシで接着してみましたが、ここは結構
熱がかかるようで、次の日には外れてしまいました(T_T)。
部品の構造上ユニット交換ですね....
これを折った時は、このチューブが何だか分からなかったです。(^^;)
- そんなこんなでユニットは外れました。
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[図8]
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こんな感じで外れます。でもユニットはえらく汚れています。
えーい、普通はこの状態で雨水に当たっているんだから大丈夫
だろうと、家に入って水洗いしました。(一応電極のところは
水をかけない様に注意しました)汚いままだと、作業する気が
うせるんですよね....
- ユニットを開ける
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[図9]
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ユニットは8つの爪で固定されています。
この爪をゆっくりと外します。(1本折りました(^^;))
1本ずつ、ゆっくりと外していきます。
- ここまでくれば、掃除です
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[図10]
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ガラスの部分はじゃぶじゃぶと水洗い
しました。内も外も結構汚れています。外側はしぶとい汚れが
あって、クリームクレンザーとスポンジでごしごしやりました。
内側はひだの中に結構汚れがたまっています。
レンズの方はぬらさない方がいいようです(niftyのFICARNの9番
会議室でShimpさんに教えて頂きました。)ティッシュで息を
吹きかけながら拭きました。(あまり汚れていなかったです)
- 後は元に戻すだけ
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[図11]
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苦労しながらなんとか綺麗になりました。
ついでにバルブも新しいものに変えました。
H4-55Wの玉でキセノンガスが入ってなんでも明るさが2倍だとか。
2本で3,480円でした。
しかし、結局明るくはなったものの、相変わらずライトの照射角度調整は効きません....それで色々調べたところ、あのチューブがその調整用である様だという事がわかりました。(元々動いていなかったようですが部品を折ったおかげで余計傷を深めてしまいました)
ああどうしよう....つづく....
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