冷房が冷えない
1997/06/28
|
とうとうというか、初夏のとても暑い日冷房を付けると熱風が....いよいよ来たか....
190Eの故障の第1位にあげられる冷房が壊れました。この故障の修理には結構幅があって
安ければ、ガスを入れるだけ。高いとコンプレッサー交換まであるようです。
とりあえずはプロの診断を受けました。
- まずはガスが入っているかチェック
フロンが入っているかチェックしてもらいました。結果は十分入っている
そうです。って事はガス代では済まされないと言うことがわかったのですが
見てもらった整備工場の人の予想ではエキスパンジョンバルブのつまりでしょう
との事。エキスパンジョンバルブとは、コンプレッサーを通して圧力の上がった
ガスから熱交換機であるエバボレーターへガスの圧力を解放して冷却して
送る弁のことなのですが、それが詰まってエバボレーターに流れず、
低圧ホースに全てが流れている状態。
- エキスパンジョンバルブ交換
フロンを抜いて、エキスパンジョンバルブを交換。この部品のありかは助手席の前、
バッテリーの隣にあります。エキスパンジョンバルブを交換して、
ガスを入れたところ見事に冷えるようになりました。(^^)
- さてさて
|
| リキッドタンク
|
|---|
普通のディーラーに行ってこの修理をすると、リキッドタンクを交換する
そうです。しかし、今回は交換しませんでした。エキスパンジョンバルブが
詰まると、たいていはコンプレッサーの直後にあるリキッドタンクも汚れて
いるので交換するのが普通だそうで、だいたいは交換するそうです。
だが高い!2万5千円ぐらいするそうです。だったら、毎年エキスパンジョン
バルブを交換した方が得策というのが整備工場の人の判断でした。
バルブの値段は7千円ですから。
もし、リキッドタンクまで交換するなら、代替フロンに交換するキャンペーン
「レトロキットキャンペーン」(97/06/16〜09/30)で半額になったキットを使うべきかもしれません。
なにせ、1年間の保証付きですから冷房の弱い190Eにはいいかも....随分悩んだ
のですが、今回は地球でなく、お財布に優しい方を選びました(^^;)
- ついでに
|
| コンプレッサー
|
|---|
ベンツの正規輸入車の多くは電装製のコンプレッサーを使っているそうです。ですが、こいつが壊れると結構高いそうです。
今回も、コンプレッサーだったら大変と思っていたのですが、ガスのチェックで十分圧力が掛かっている事がわかって一安心
だったのですが.... このコンプレッサー電装製だから、日本電装から仕入れれば良いはずなのですが、残念ながらダメだ
そうです。買うならMBJから。しかし、朗報が。このコンプレッサー、プーリーだけが違うコンプレッサーが日本車に使われて
いるそうで、その部品のリビルド品を使うと1万5千円ぐらいで手に入るそうです。これでこれからもちょっと安心(^^)
ともかく、バカ安でした。ガス+工賃が6300円っていうのが特に。
<今回か購入した部品>
| 名称 | 部品コード | 伝票上の名称 | 値段 | 購入場所 | 購入年月日
|
| エキスパンジョンバルブ | 140 830 04 84 | エキスパンジョンバルブ | \6,470 | ヤナセ | 97.06.28
|
| シーリング | 140 997 06 45 | リベット | \170 | ヤナセ | 97.06.28
|
| シーリング | 140 997 07 45 | リベット | \190 | ヤナセ | 97.06.28
|
| シーリング | 140 997 08 45 | リベット | \250 | ヤナセ | 97.06.28
|
| シーリング | 140 997 09 45 | リベット | \280 | ヤナセ | 97.06.28
|
| ガス+工賃 | | \6,300 | | 97.06.28
|
戻る